内科の症状
内科の症状
当院の内科では、糖尿病、生活習慣病(高血圧・脂質異常症など)、内分泌・代謝疾患、甲状腺疾患を中心に診療しています。下記のような気になる症状があればお気軽にご相談ください。

のどの渇きが強くなる・水分をいつも以上にとるようになった場合、糖尿病による高血糖が原因である可能性があります。血糖値が非常に高くなると、体は余分な糖を尿として排出しようとし、その際に大量の水分も失われます。その結果、強いのどの渇きを感じるようになり、水分の摂取量が増えます。それに伴い尿量・排尿回数も増えることが多く、「夜間にトイレで何度も目覚めるようになった」「水を飲んでも飲んでものどが渇く」といった症状が現れます。こうした症状がある場合は早めのご受診をおすすめします。
考えられる疾患
「いつも疲れている」「朝から体が重い」「十分眠っても疲れがとれない」という症状は、多くの疾患に共通してみられます。
糖尿病では、細胞がブドウ糖をうまくエネルギーとして利用できなくなるため、慢性的なエネルギー不足から倦怠感が続きます。一方、甲状腺ホルモンが不足する橋本病・甲状腺機能低下症では、全身の代謝が低下することで強い疲労感・気力のなさなどが現れます。また、肝機能・腎機能の異常や貧血、自律神経の乱れ、副腎疾患なども倦怠感の原因になります。
「年のせい」「ただの疲れ」と決め込まず、長引く倦怠感は一度血液検査で確認することをおすすめします。
考えられる疾患
食事の量が変わっていないのに急に体重が増えた・手足がむくみ靴がきつくなった・瞼や顔が腫れぼったく感じる、という場合は、甲状腺機能の低下が関係していることがあります。橋本病などによる甲状腺機能低下症では全身の代謝が低下し、むくみ・体重増加・便秘・寒がりなどの症状が重なって現れます。
また、腎機能・肝機能の低下や心臓の病気がむくみの原因になる場合もあります。
考えられる疾患
食欲は十分あるのに体重が減っていく場合、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の可能性があります。代謝が活発になることでエネルギーが過剰に消費され、食べているにもかかわらず体重が減少します。
また糖尿病が進行した場合も、細胞がブドウ糖をエネルギーとして利用できず脂肪・筋肉が分解されることで体重減少が生じることがあります。意図しない体重減少は、内分泌・代謝疾患のサインであることがあります。
考えられる疾患
安静にしているのに動悸を感じる・脈が速い・脈が乱れるといった症状が続く場合、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の可能性があります。甲状腺ホルモンが過剰になると心臓への刺激が強まり、脈拍が速くなったり不整脈を起こしたりします。放置すると心機能に影響を及ぼすこともあるため、早めの受診をおすすめします。その他にも貧血や低血糖が動悸の原因であったり、甲状腺機能と関係なく不整脈が起こることもあります。当院では心電図検査(12誘導心電図、24時間ホルター心電図)で不整脈の有無を調べることが可能です。
考えられる疾患
手や足先のしびれ・感覚の鈍さが続く場合、糖尿病性神経障害が原因である可能性があります。高血糖の状態が長期間続くと末梢神経にダメージが蓄積し、手足の先から感覚の異常・しびれ・痛みがあらわれます。左右対称に出ることが多いのが特徴です。
神経障害は糖尿病の三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)のひとつであり、進行すると感覚が完全に失われることもあります。「足がいつもじんじんする」「靴下を履いているような違和感がある」という方はご受診ください。
また手足のしびれは整形外科疾患が原因となることも多くあります。当院では整形外科もご受診いただけます。
考えられる疾患
手や指の細かい震え、多汗(特に暑くもないのに汗をかく)、暑がりといった症状が続く場合は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病等)の可能性があります。甲状腺ホルモンの過剰分泌により交感神経が刺激されることで、これらの症状が現れます。
また、血糖値が急激に下がる低血糖でも手の震えや発汗が起こることがあります。糖尿病の薬を服用中の方で「急に汗が出て手が震えた」という場合は低血糖の可能性があるため、ご注意ください。糖尿病と診断されていない方でも、食後に急激に血糖が上昇することでインスリンが過剰に分泌され、反動で食後2~4時間程度で過度に血糖が低下する反応性低血糖を起こす場合もあります。こうした症状がある場合にはぜひご相談ください。
考えられる疾患
以前より寒がりになった、肌がカサカサする、髪の毛が以前より抜けやすくなったという場合は、甲状腺機能低下症(橋本病など)が疑われます。甲状腺ホルモンは皮膚や髪の健康にも関わっており、不足することで皮膚や髪の乾燥、脱毛、爪のもろさなどがあらわれます。
これらの症状は加齢や空気の乾燥によるものと見なされやすく、甲状腺疾患が見逃されるケースも少なくありません。
考えられる疾患
うつ症状や気力の低下・物忘れの増加は、甲状腺機能低下症(橋本病など)の症状として現れることがあります。甲状腺ホルモンの不足で脳のはたらきが低下し、気分の落ち込み・無気力・思考力の低下・記憶力の低下などが起こりやすくなります。「うつかと思っていたら甲状腺の病気だった」というケースもあります。また、更年期障害との症状の重なりも多く、女性では特に見落とされやすい傾向があります。血液検査で確認できますので、気になる方はご相談ください。
考えられる疾患
気持ちが落ち着かない・ちょっとしたことでイライラする・夜眠れないといった精神症状は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)でよく見られます。過剰な甲状腺ホルモンにより交感神経が常に活性化され、精神的な興奮状態が続きます。「最近怒りっぽくなった」「仕事への集中力がなくなった」「寝付きが悪くなった、夜中に何度も目が覚める」という方は一度血液検査による甲状腺機能の確認をお勧めします。
考えられる疾患
のどぼとけの下あたりが腫れている・触るとしこりがある・飲み込みにくい・声がかれるといった症状は、甲状腺疾患のサインである可能性があります。甲状腺全体が腫れる場合(びまん性甲状腺腫)はバセドウ病・橋本病で見られ、一部にしこりができる場合(甲状腺腫瘍)は良性腫瘍のほか、まれに甲状腺がんの可能性もあります。これらは血液検査や超音波(エコー)検査で診断します。
考えられる疾患
目が出てきた気がする・目が閉じにくく乾燥する・充血しやすい・ものが二重に見えるといった眼の症状は、バセドウ病に特有の合併症(バセドウ眼症)として現れることがあります。すべてのバセドウ病の方に起こるわけではありませんが、眼症状はバセドウ病自体の治療とは別に眼科での治療が必要になる場合があります。バセドウ病眼症が疑われる場合には適切な医療機関へご紹介させていただきます。
考えられる疾患
足の親指の付け根や足首・膝などの関節が、突然赤く腫れて激しく痛む場合は痛風発作が疑われます。尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、尿酸の結晶が関節に沈着し、急性の炎症を引き起こします。発作は数日〜1週間程度で治まることが多いですが、繰り返し起こると関節が変形するリスクもあります。当院では発作の急性期は整形外科で治療し、炎症が落ち着いた後に引き続き高尿酸血症の治療を内科で行うことが可能です。
考えられる疾患
健康診断で数値の異常を指摘されたが、「症状がないから…」と受診を先延ばしにしている方は多くいらっしゃいます。しかし、生活習慣病は自覚症状がないまま血管や臓器へのダメージが静かに蓄積していきます。特に糖尿病・高血圧・脂質異常症は「三大生活習慣病」とも呼ばれ、放置すると脳卒中・心筋梗塞・腎不全などの深刻な疾患につながるリスクが高まります。健診の結果用紙をお持ちのうえ、ぜひお気軽にご受診ください。
考えられる疾患
当院では、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病から、甲状腺・内分泌疾患まで幅広く診療しています。「なんとなく調子が悪いが原因がわからない」「複数の症状が重なっている」という場合も、血液検査・超音波検査など必要な検査を組み合わせて丁寧に原因を調べます。症状に心当たりのある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
TOP